伏見稲荷から大文字山




 報告者   :  吉野美智代 
 山行名 伏見稲荷から大文字山
 ルート 京阪伏見稲荷駅→清水山→将軍塚→インクライン→大文字山→JR山科駅
 山行日 2012年1月8日  天候 晴れ
 参加者
CL : 吉野  SL : 岸田
男性 : 赤松、 金本、 後藤、 津田、 坪田、 樋口、 山口、 弓仲
女性 : 樺山、 河野、 姫島、 吉津、 山根(一般)
合計 : 15名
 コースタイム 
近鉄新田辺駅(7:10/7:22)−京阪伏見稲荷駅(7:49/8:00)−四つ辻(8:35/8:40)−清水山(10:25/10:27)−将軍塚(10:40/11:10)−インクライン(11:40/12:20)ー日向神社(12:30/12:40)−大文字山(14:50/15:05)−JR山科駅(15:30) 
 山行報告 
伏見稲荷でお参りをして朱塗りの鳥居のトンネルをくぐり抜けながら階段を登って四つ辻まで行き、ここからは少し町中の舗装された道を歩いて行くて清水山に向かいました。

清水山の登り口は右側にありますが、真直ぐ行くと清水の舞台の足組がよく見えるカメラスポットがあります。  ここは紅葉の時期には大勢の人が写真を撮りに訪れますが、今回は例会なので行かずに登り口から将軍塚に向かいました。  この時期は枯葉を踏みながら歩くので冬枯れの良さがあり、枯葉の音を聞きながら歩くのも心地よいものです。

清水山から10分位歩くと将軍塚に出ます。  個人で来ると伏見稲荷駅を9時頃に出るので、ここで昼食になりますが、今日はまだ昼食には早いのでティータイムにして、そこから栗田神社に出た所でHさんのお腹の調子が良くならないので残念ながらお別れすることになりました。  

そこからは残り14名でインクラインに向かい、そこが最後の広い場所なので昼食をとる事にしました。  インクラインは昔、琵琶湖から船で物資を運んだ所だそうで、将軍塚も含め歴史を学びながら歩くのに良い所です。

日向神社からは山らしくなり、少し急な道をしばらく歩くと大文字山に出ますが、大文字山からは山の風景や京都の街並みがきれいに一望出来ました。  山頂から少し来た道を戻り、左に行くとJR山科駅へと続きます。  

今日は風もなく良い登山日和になり、参加して頂いた皆様と楽しく山行出来ました事を感謝します。
有難うございました。
 伏見稲荷から大文字山 
 坪田 宏 

集合場所の新田辺駅にはすでにメンバーが集まりいつもの風景が今年も見られました、

722分発の急行に乗車し、丹波橋で京阪電車に乗り換え749分に伏見稲荷駅に到着、

参加者は15名であった。

 今日のコースは京都一周トレイルの東山コースとほぼ同じである、以前より機会があれば京都一周トレイルを歩いてみたいと思っていたので参加を決めた。

 正月の8日でもあり、時間が早いせいか参拝者の数も少く正月三ヶ日の人出とは比較にならない落ち着いた様子の参道を進み大鳥居をいくつかくぐり抜け伏見稲荷大社の神殿に願いをこめてお参りをした。このあとリーダーから今日のコースと予定時間の説明を受け出発した。千本鳥居をくぐり正月休みでナマッタ体を激励し石段を一段一段登り、「お山めぐり」はパスして、朱塗の鳥居、きつね像、石の御神体を見て稲荷山を降りた。

 住宅街では「京都一周トレイル」の小さな標識を見つけながらNo62の標識を見てすぐ、道の左右には静かにたたずむ宮内庁が管理する御陵の前に出た、「泉湧寺」だ。

 「泉涌寺」に遅れたメンバーKさんと合流するためYさんを残し先に進む、「今熊野観音」でトイレ休憩の間にYさんとKさんは我々より先に進んだようだ、もう少し連絡を密にすれば、すれ違いは無かったように思われる。

このあと山道に入り上り坂をしばらく行くとユニホーム姿の高校生が山道を駆け抜け我々を追い越して行った、山道を抜け渋谷街道から国道1号線の地下道を通り清水山に登る、途中「清水山山頂三角点」に寄り、将軍塚公園に到着した、ここで先に行ったYさんとKさんが待っていた。    

将軍塚は小学生や中学生、高校生の時に写生会や遠足で何度か来たが4050年前の話で現在とは全く違い公園など無く松が多く茂っていた事が思い出に残るくらいである。

このあと「粟田神社」の前から三条通に出た、三条通を渡り「ねじりマンボ」をくぐりインクライン横の公園に12時前に到着、ここで昼食を取る。昼食後、船台に乗せられた「三十石船」を見ながら人が通れる程の直径の大きな配水管をくぐり「日向大神宮」に向かう、静かで厳かな雰囲気の神社である、境内の外宮と内宮にお参りして山道に入ると「天の岩戸」の出た、こんな所にこんなものが在るとは驚いた、京都の魅力と奥深さの一つだと改めて思った。この岩戸をくぐり抜け大文字山のルートに入る、大文字山方面から来る人たちと多くすれ違い、京都トレイルの中で「東山コース」は人気があると書いてあった事を思い出した。標高466mの山頂に到着し、市内の景色を見た後、集合写真を若い登山者に撮影してもらい暫く休憩し下山を始めた。

 今日は山科へ降りるルートのためNo41の標識まで戻り、そこから毘沙門堂に出る方面を下った、下りは沢沿いのルートで石ころが多く、また濡れているので滑りやすく慎重に歩かなければならなかった。予定の時間通り15時半に山科駅に到着した。

今回は「東山ルート」の標識No1(稲荷)〜No45(大文字山)であったので次回この続きを是非歩いてみたいので京都一周トレイルの企画が有ることを期待しています。